面接ワンポイントアドバイス
中途採用の募集を行う会社は、採用したい人材の「具体的なイメージ」を持っています。「具体的なイメージ」は最大公約数で見て、以下の様なものです。
こんな完璧な人材はそうはいませんが、人事担当者の目線に近いイメージです。 上述の目線を念頭において、面接の心構えを見ていきます。
面接の心構え
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第一印象はとても大切です。
職場で働くのに相応しい服装・身だしなみが基本です。面接官は一緒に働いていける人かどうか見ています。 「清潔感を感じさせる」がキーワードです。
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マナーを守りましょう。
- 【面接室に入るときは】
- 必ずノックして、「失礼します」と声をかけます。椅子に座るのは、面接官から「どうぞおかけください」と言われてから座ります。
(面接室で待っている場合は、面接官が入室した際に起立し、面接官に「どうぞおかけください」と言われてから座ります。) - 【面接が終了したら】
- 椅子の脇に立って「どうもありがとうございました」と一礼します。退出の際は、ドアの外に出たら室内に向き直り、面接官に一礼した後静かにドアを閉めます。
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きちんとした言葉づかいは社会人の基本です。
- 【敬語・謙譲語を正しく使いましょう。】
- 友達感覚の言葉遣いや馴れ馴れしい言動はだらしない印象を与えます。
- 【面接官の質問にはハキハキ感のある簡潔明瞭で過不足のない応対に心がけましょう。】
- だらだらとした長たらしい説明は、自分の考えを纏める力のない人と見做されてしまいます。
質問されてもいない事を自分からベラベラしゃべるのも禁物です。面接官から訊かれた事を答えるのが原則です。また、応募者から質問する場合は「お伺いしてもよろしいでしょうか」と一言断ってから質問します。
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面接官の質問を想定して、自分の中で回答集を作っておきましょう。
定番の質問は以下の通りです。
それでは、項目毎に考えていきましょう。
- 【退職理由】
- 会社が退職理由を聞くのは、転職癖があってすぐ辞めてしまうのではないか、以前の会社で何か問題があったのではないかという点を心配しているからです。
退職理由を明確に説明して、会社側を安心させる必要があります。応募者が、曖昧なままに回答を避けると、会社側に疑心暗鬼が生まれ、不採用の理由になりかねません。
処遇(給料が安い)・労働環境(残業が多い)や人間関係(横暴な上司、いじわるな同僚)が理由の場合は、いかに退職が避けられなかったか、いかに自分が努力したか等具体的で納得させられる説明に心がける必要があります。退職理由が不満だけにならないよう前向きな気持ちを込めて説明してください。 - 【応募動機】
- 入社への熱意が本物かどうか、長く勤める意思が強いかどうか見極める意味から質問します。通り一遍のマニュアル的な回答やおざなりな説明では、面接官の興味を引きません。
会社への興味や入社後に自分がやりたいことを具体的に説明し、いかに入社を熱望しているかをアピールしてください。応募先の会社内容に関するある程度の事前研究は、当然必要となります。
退職理由と応募動機は表裏の関係になりますので、矛盾しないように整理して対応してください。 - 【職務経歴】
- 中途採用の場合は、会社側が想定している具体的な職務を全うできる職務経験やスキルを保有しているかどうかがポイントです。履歴書や職務経歴書に記入した事柄と重複する部分が多いと思いますが、以前の職場で「どんな工夫や努力の上、業務を遂行したか」、「どんな問題に直面して、いかに解決したか」、「どれくらい実績を上げてきたか」等、書面では説明しきれない部分を自分の言葉でアピールしてください。
- 【自己PR】
自己PRのポイント
- (1)キャリアを要領よく分かりやすく説明すること
- (2)自分のセールスポイントをさりげなくPRすること
- (3)仕事に対する真摯な姿勢を判って貰うこと
面接は自己を売り込むための場ですが、最初から最後まで売り込みの言動に終始するのは得策とはいえません。会社は、人の話をきちんと聴くことができるコミュニケーション力のある人材を求めています。謙虚な気持ちを持って上手にPRしてください。
- 【応募先への質問】
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面接官から「なにか質問はありませんか」と訊かれた場合は、
- (1)応募先の事業内容や経営方針
- (2)入社後に自分に期待される職務上の役割
についての質問が良いでしょう。 勤務条件や処遇条件についての質問も結構ですが、あまり細かい内容は避けた方が無難です。





